2005年03月11日

キレイな空気を

目黒区では、環境問題を考えるために、区内在住・在学・在勤の方に環境測定機器・啓発用品を無料で貸出ししています。 それぞれ特徴があり、学習に役立ちそうです。
目黒区環境保全課
環境啓発用品・環境測定機器等の貸出し 

他の自治体でも、倉敷市環境監視センターが、「二酸化窒素の簡易測定 −空気の汚れを調べてみよう−」 という取り組みを行なっています。
倉敷市環境監視センター
二酸化窒素の簡易測定 −空気の汚れを調べてみよう−

目黒区も、二酸化窒素簡易測定カプセルというNO2測定キットの貸出しができます。

空気は、キレイでしょうか?気になりませんか?

【NO2測定運動って知ってますか?】

冒頭に紹介した、目黒区では、多数の住民が、自分と自分の家族の健康を守るために、 日常生活している環境を自らの手で調査する二酸化窒素(NO2)測定運動にとりくんでいるようです。
大気汚染測定運動目黒実行委員会

自治体が無料で貸出している、キットを使っているのかどうか分かりませんでしたが、 自治体と住民が一緒にキレイな空気を守るための調査・監視をしているとしたら、すばらしいことだと思います。

このNO2測定運動は、様々な団体によって全国で取り組まれ、環境基準の一つである、二酸化窒素の濃度を一斉に測定し、 空気の汚れを調べて、国や自治体に結果にもとづいた提案をしている取り組みです。

【深刻な大気汚染】

こうした取り組みのデータによると、大気汚染の状況は深刻です。

NO2の発生源は、東京都の調査によると約70%が自動車で、 特に大量に発生するディーゼル車を大幅に減らす全国的な規制が急がれています。

NO2が多いところでは、浮遊粒子状物質(SPM) といってディーゼル車から排出されている不完全燃焼によるすすの微粒子も多いことが分かっています。

SPMは、体内のIgE抗体を増加させ、花粉を吸い込むとアレルギー性鼻炎(花粉症)を引き起こします。
花粉の飛散量が多い山に近いところでも、ディーゼル車の交通量が少ないところでは、花粉症は少なく、逆に、空気中を漂う花粉が少なくても、 SPMが多いところでは花粉症患者が多いことも住民調査で分かってきました。
SPMにはベンゾピレンやニトロピレンといった発癌物質も含まれています。

ディーゼル車→NO2とSPM発生→酸性雨→森林枯渇→地球温暖化といった、悪の環境スパイラルを断ち切れるかどうか、 大人である私たちに託された課題。

自動車を使わないで、できることと言えば、@通勤に車を使わない。なるべく1駅前で降りて自転車や徒歩で。健康にもいい。 が1番ですね。Aガソリン車やディーゼル車の代わりに期待される、 環境に優しい電気自動車などのECOカーを購入←次回車検で買い換えようか・・(安価になってほしいですね)

みなさんのできることは?

資料:
【環境基準】

環境庁は、環境基準について
「人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準として、終局的に、大気、水、 土壌、騒音をどの程度に保つことを目標に施策を実施していくのかという目標を定めたものが環境基準である。
 環境基準は、「維持されることが望ましい基準」であり、行政上の政策目標である。これは、 人の健康等を維持するための最低限度としてではなく、より積極的に維持されることが望ましい目標として、 その確保を図っていこうとするものである。また、汚染が現在進行していない地域については、 少なくとも現状より悪化することとならないように環境基準を設定し、これを維持していくことが望ましいものである。
 また、環境基準は、現に得られる限りの科学的知見を基礎として定められているものであり、常に新しい科学的知見の収集に努め、 適切な科学的判断が加えられていかなければならないものである。」
と説明しています。
環境基準について、詳しくは環境庁HP→環境基本法 環境基準



posted by 蓮 at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 環境保護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほんと環境問題は21世紀の大きな、いや最大の問題になりそうですよね。国や自治体はもっと積極的にこの問題に取り組んでいって欲しいです。
Posted by ぶろっぐびじねす at 2005年03月12日 14:38
>ぶろっぐびじねすさん
コメントありがとうございます。そのとおりですよね。今回は、NO2をピックアップしましたが、公害や環境破壊の実態は深刻だと思います。また、機会があったらいらしてください。
Posted by at 2005年03月15日 14:35
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